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    こだわり

    樽味屋について

    九州のおいしい漬物を全国の食卓に
    私たちの漬物メーカーとしての歴史は、
    からし高菜づくりから始まりました。

    「タネ一粒の違いすら分らずに創り手にはなれない」

    創業者はその「想い」を胸に、
    九州各地の生産農家を訪ねました。


    土壌や肥料はもちろん、品種の特性、
    苗の作り方や定植・収穫の方法など、
    理想の原材料づくりに欠かせない、
    独自のノウハウを確立します。

    理想の漬物づくりにも試行錯誤を重ねました。
    収穫日にしっかりと天日で干した高菜を、
    ミネラルの豊富な天日塩とウコンで木樽に漬け込み、
    乳酸菌発酵が終わるまでの 100 日間、一切触らない。
    天然の恵みを生かす――。
    これがたどり着いた答えです。

    味の設計図は天日塩のマイルドな塩味と、
    発酵が生んだ酸味をベースに肉づけします。
    旨味と辛味のある唐辛子を加えながら、
    味に奥行きを与える甘味もプラス。


    高菜のもつ風味と香りを生かしながら、
    他にはない「後引く味」を生み出しました。

    高菜は契約農家で栽培した九州産のものを――。
    着色料や保存料は一切使わない――。
    時代のニーズにあわせた柔軟な発想と挑戦――。

    創業者から受け継いだ、
    あくなき「探求心」と他にはない「技能」、
    漬物づくりに込める「感謝」と「真心」。


    プロとして、
    その「宝物」を一つひとつ磨き続けながら、
    これからも九州の漬物文化に革新をもたらします。

    樽味屋のからし高菜のこだわり

    高菜とはアブラナ科の一年草で、20cm~60cmほどの丈に成長するカラシナの変種です。
    原産は中国で、明治時代に日本の政府が正式に新しい品種の野菜として伝来したようですが、近縁の野菜としては、コマツナ・カツオナなどが知られています。
    西日本一帯で高菜は広く栽培され、特に、福岡県、鹿児島県、熊本県など九州地方での栽培が盛んで、これらの地域の高菜漬けは名物となっています。

    主に高菜は塩とウコンで漬け込み乳酸発酵させて食べますが、近年では発酵させず調味液で浅漬けにしたものも人気で、「新高菜漬(青高菜)」と呼ばれています。
    当店ではウコン塩で漬け込んだ高菜に、2%以上の韓国・中国唐辛子(唐辛子エキス不使用)を入れたものを辛子高菜と呼んでいます。
    使用部位は、高菜の葉と筋取りした芯を刻んで入れておりますが、茎の色鮮やかな瀬高産と葉先が柔らかな鹿児島産をブレンドして、味と歯ざわりを調整しています。

    樽味屋の辛子高菜は製造中に少なくとも3回以上は実際に食べて味の調整をしています。
    高菜も唐辛子も自然のものであるが故に、例え同じ分量を使ってもその時々で微妙に味に差がでてしまう事があるからです。
    ですからスタッフが直接味見をして都度塩分などを調整。
    いつ注文されても同じ味をご提供できるよう心がけております。

    このように細やかな調整を繰り返しながら出来上がった商品を、X線異物検査機にかけ石や金属等が入っていないか入念に検査した後に、安全確実な状態でお客様のお手元にお届けしております。

    唐辛子を加えて漬け込んだ「樽味屋の辛子高菜(からし高菜)」や、明太子を加えて漬け込んだ「樽味屋の辛子高菜(からし高菜)明太子入」は、博多(福岡県福岡市)の名産品として知られています。


    そのままご飯には勿論、「からし高菜」を具材として炒めた「高菜チャーハン」、高菜をトッピングして「高菜ラーメン」や「高菜パスタ」、「高菜うどん」、「高菜茶漬け」、「高菜納豆」など、どんなお料理にも幅広くご利用頂け家庭の常備品として最適です。

    マスコミ関係にも度々登場し、レストランシェフ等の食のプロの方からも絶賛されております樽味屋の
    高菜漬けを是非ご賞味下さい。